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ぼくの「インディアン」はどこに

アンソニー・ホプキンス主演の「世界最速のインディアン」を観る。インディアンというのはバイクの名前のことで、自分で改良したマシンで世界最高速度を記録した年寄り(当時63歳だったそうだ)のライダーの話です。これは実話に基づくものでもある。

ニュージーランドの小さな町から、ライダーの聖地であるアメリカのボンヌヴィル塩平原まで行って、自分の夢であった世界記録を打ち立てるまでを描く感動のロードムービーである。イチオシ映画です。

この手の映画は、もう最初からストーリーの結末が分かっていて、しかもサクセスストーリーだから、途中にエンディングを盛り上げるかの仕掛けをどう散りばめるかが、映画の良し悪しを決める重要な要素となる。映画では、一見くせがあるような人物を登場させるが、実は皆主人公に協力的になるいい人たちばかりで、トラブルのたびに周りの人が手助けして窮地を脱するシーンの連続である。

こんなに世の中いい人ばかりなんだろうかとついツッコミたくなるが、そうじゃないんですね、いい人にしてしまうということなのである。主人公バート・マンローの情熱や人柄が周りの人を自然と巻き込んで協力的な雰囲気を作ってしまうのだ。

当然のように、夢を持つ人間の、その夢を実現しようと一所懸命になっている姿は素晴らしい。その姿にみな感動するのだ。

この主人公を見ていると、以前このブログで「サムシング・グレート」について書いたときに言っていた「高い志・感謝・プラス思考」が、夢を追っている人の共通の合言葉のように思えた。そういえば、バートは絶えず感謝の言葉を口にし、そしていつも前向きに考えてくじけることがない。

こういう映画は無条件に気持ちがいい映画であり、観終わったあと爽快感がある。どうも団塊の世代向け応援映画のようですね。

だれが言ったか忘れたけど、「夢は逃げない。心のブレーキをかけるな」という言葉を思い出した。そうなんです、もう歳だからとか、体が悪いからとか、お金がないだとか、所詮やっても無理だからとあきらめていやしませんか。

さて、“ぼくのインディアン”はどこにあるのだろう。

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2007年02月21日 16:13に投稿されたエントリーのページです。

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