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企業における人とIT ~ITはせっぱつまらないと使わない~

よくせっかくシステムを作ったのに利用してくれないとか、いいツールを与えたのに以前と同じやりかたでしかやらないとかいう声を聞きます。それはいつも情報リテラシーが低いとか意識が変わらなくて困るという話になります。

先日ある記事を読んだときもそんなことが書いてあったので紹介します。

6月11日に米国ボストンで開催された「Enterprise 2.0」イベントで、ブログやwiki、RSSフィードといったユーザー生成コンテンツツールを企業で利用する際には、中間管理職の存在が1つの大きな壁になっていると、パネリストらが論じ合った。 これは、懸念すべき事態といえる。一般に企業は、ビジネスプロセスを円滑に進める役割を中間管理職に求めている。彼らがブログやwikiを使用した情報発信に参加しなければ、仕事が滞ってしまうのではないだろうか。中間管理職が本当にそうしたツールを受け入れなかった場合、ワークグループのコラボレーションが散発的になったり、効果が薄れたりすると思われる。

これは米国の話だから、日本ではもっと大きな壁がありそうです。

ではどうしたらよいのだろうか。上の記事でもそうだが、ブログやWikiなどを対象としているが、こうした使い方では個人差も出るし、だいいちそれを使わなくても仕事ができることのように思えます。

今だって、電子メールより電話の方が早いし、ちゃんと伝わると思っている人がいるわけで、単なるコミュニケーション手段が今様なものを使えというのではインセンティブたり得ないのです。いくら嘆いても普及するのは難しい。

この解決策は、“それを使わないと仕事にならない”状況を作り出すことではないでしょうか。

この米国の例でもワークグループのコラボレーションと言っていますが、業務システムをオペレーションするのに使っていない、あるいは業務システムの機能に組み入れられていないのです。ですから、使わなくても支障がないやとなって使わない人も出てくるわけです。

ですから今提示しているようにフロントエンドにCMSをもってきて、その場のコラボレーションにより、ワークフローを回していくことにすれば、自ずとそのツールを使わないと業務の進行を妨げることになるので必然的に使わざるを得なくなります。

システムというのは自然と使わざるを得ないものになってこそ生きたものになると思っています。このような自律的な姿をどう実現させるのかが重要なポイントになるのです。
 

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2008年07月03日 10:49に投稿されたエントリーのページです。

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