男二人のロードムービーである。縦糸が結婚を一週間後に控えた売れない俳優の男と学生時代にルームメイトだった作家になれない教師のその一週間の行動である。
横糸がワインなのだ。やたらワインの名前がでてくるがさっぱりわからない。そのうだつのあがらない教師がワインのオタクで飲むたびに能書きをたれるのである。
途中ユーモアもあり、面白い展開でなかなか楽しめた。アカデミー賞の脚色賞をもらったみたいで、本場でも評価が高かったようだ。
ついちょっと前に見た日本映画の「転々」と比較してしまう。男二人の物語だからである。そして、シリアスなのだがユーモアでそこを消しながら展開するのも同じである。
「サイドウエイ」のほうはどうもハッピーエンドのようだが、「転々」は尻切れトンボの感じで終わってしまった。まあ、どっちがいいというわけではないが、男二人のロードムービーはいつでもどこでも作られる定番なのだろうと思う。
主演の二人であるポール・ジアマッティとトーマス・ヘイデン・チャーチは両者ともいい味を出していて好演である。
ハリウッドのどんぱちもいいけれど、こうした渋い映画もいいものだ。
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バツイチの人には特にお勧め
味わい深い、人生かな
人生の節目にじたばたするオトナ二人のワイン珍道中
アメリカ映画にしては珍しいフィナーレです
せつない。いたいたしい。でも現実って、こうだろう。

