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BPMの正しい理解のために-戦略の実行エンジン

BPMにおいて従来との違いでかなり大きなところは、BPMは事業戦略、IT戦略を実現するエンジンであることです。そんなことはすでに、ERPなんかで実現しているじゃないかという反論がきそうですが、ほうとうにできているでしょうか。

“戦略の実行”ということを考えてみて下さい。単にシステムを作ることではないということですよね。システム開発だけで戦略が実行できたとは思わないでしょう。意外とみなさんシステムを作りましたで終わってやしませんか。

そうなんですね、構築したシステムを日々動かしてこそできるのです。業務プロセスのオペレーションということです。目標との乖離を修正するためにオペレーションを変えるとか、BSCで設置したKPIを監視して所定値に収めるとかをすることが必要になってきます。

これまででも、こうしたことができるという人もいましたが、かなり難しかったのではないでしょうか。なぜなら、コントロールが効くシステムになっていないのにできませんよね。せいぜい死体解剖的に起こったことを解析することぐらいではなかったのではないでしょうか。

この概念こそがBPMが大きなインパクトを与えるものです。ですから、このことのために業務プロセスを可視化するのであり、責任をもっている人の掌中にプロセスをつかませてあげることなのです。

経営とITという言われ方で、戦略をITに落としこんでいくのだと意気込んでやりますが、つながっていたでしょうか。必要機能をアドオン、カスタマイズすることには熱心ですが、戦略は最初にえらいコンサルが入ってSWOTやBSCなどいろいろな手法を使って作るのだが、システムの開発が進むとそんなものはどこかに吹っ飛んでしまい、ただ動けばいいやというものができあがる。

繰り返しますが、これが従来のERPではなしえなかったことです。もちろんワークフローではいうまでもなくできっこありません。
 

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2008年08月11日 09:36に投稿されたエントリーのページです。

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