男子サッカー日本代表が緒戦のアメリカ戦に負けた。敗因をそれぞれの評論家が言うだろうが、おそらくオーバーエージを使えなかったからなんてバカなことを言うやつもいそうなので気をつけなくてはいけない。それは昨日の試合とはまったく関係ない話で、昨日の敗戦はリスクから逃げたことだ。
多分選手には不完全燃焼感があると思う。もっと思い切ってやれたのにとか、力を出し切っていないという感覚が残っていると思う。それは、あの時もっと攻めておけばよかったのにという悔いがあると思う。
なぜなのか。試合の入り方は慎重に、そして守備的にいこうと思ったはずだ。ところが相手のアメリカも同じような入り方だった。だから、お互いに腰をひいて組み合ったようなもので、これが前半だった。
この前半の入り方のミスと修正しようとしなかったことで、そういうとベテランがいなかったからとかすぐ言うが、これはベンチワークと日ごろの練習で戦術感を養っているかどうかになる。
アメリカが腰を引いたらそこを攻めなくてはいけなかったのだ。リスク覚悟で攻める。暑さやグランドコンディション、さらにまだ前半だということもあるが、勝負どころは何も終了間近にだけあるのではなく最初のころにもやってくるのだ。
メンバー構成もこうしたことを予想していなくてはいけない。最初にワントップでいくことにしたからといってそれでずっとやることはないわけだし、メンバー交代しなくてもすぐに攻撃的になる布陣に変えられなくてはいけない。これは戦略である。
そんなわけで昨日は戦略、戦術的に対応力がなかったということだ。ああ、サッカーは奥が深い。
