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BPMの正しい理解のために-システム化範囲

いまの開発方法論ではどうしても上流設計とシステムに落とすところで結びつきが薄くなる。例えば、一生懸命業務フローを書いたのに、それがそのまま実装されることはなく、画面と帳票の設計にすりかわっていく。ええ業務フローはどこへ行っちゃったのということになる。

こうしたやり方では“システム化業務”といって、システム化できる部分だけをIT化して終わりである。IT化できるところがシステム化範囲となっているわけです。

ということは何のことはない、自動化できるところだけシステム化すればいいのだから、極端な話、上流設計はいらない。もっと簡単なのはパッケージやソフトウエアにある機能を使うだけでいい。

このブログを読んでくださっているみなさんはもうお気づきだと思うのですが、従来型の限界がここにあります。ですからここの発想の転換、逆の視点が今求められているのです。

ビジネスをオペレーションするには、IT化されていようが、そうでなくても業務プロセスとして一貫化されていなくてはいけません。そしてそれが見えていなくてはなりません。これが何度も繰り返しますがプロセス中心の考え方です。

そして、従来システム化されなかった部分であるコラボレイティブな業務がウエブサイトの情報共有空間で実現できるようになったので、そこと従来のトランザクション型の処理と一体化させることで一貫化された業務プロセスの構築が可能になったのです。

これが見える化でもあるのです。

もうひとつ大事なことは、設計と実装の乖離がなくなったことです。設計と実装が連続技としてできるということは、開発の手戻りとか仕様変更を回避できるようになります。

BPMの登場はここがポイントで、要求定義と要件定義がつながるのです。

ところで、どうして設計と実装の乖離がないかを説明しなくてはいけませんね。それは次回にします。
 

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2008年08月19日 10:50に投稿されたエントリーのページです。

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