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業務システムの変化

技術とか考え方などは時とともに変化するものである。それは、新しいいいものが開発されたり、世の環境の変化に対応するために形を変えることがおこる。

その場合、往々にして変わるタイミングが問題になる。すなわち、あまり早く新規技術を取り入れてもうまくいかないし、遅すぎるとメリットを享受する時間が短いことになる。

なぜこんなことを書いているかというと、ちょっと前に羽生章洋さんがブログに書いた「今だから出来る業務システムを」という記事を読んだからである。そして、羽生さんの言うことに激しく同意したからである。

ITのIはインフォメーションすなわち情報です。業務システムをIT化する・IT化されたシステムを刷新する、というのは、業務における情報のあり方を見直すということです。情報を見直すことを通じて、仕事の流れを整理し直していくというのが、本来の意味での業務のシステム化です。ですが、伝票がそのままであるということは、おそらく業務自体は何も変わっていないのであろうと見て取れるのです。これはROIが相当に問われるケースかと思うのですが、得てして日本のシステム構築というのはこの辺何となく許されてしまえるようです。

というくだりなど思わずうなずいてしまうのである。単に今様の技術を使ったから新しいシステムであるということはない。新しい技術が生まれてきた背景を考えると、突然出てくるわけではなく、使う人のニーズだったり、時代の要請があるのであるからこそ使われる技術になる。だから必然の産物なのである。

ということはそうした時代の変化に合ったような使い方をしないと意味がない。羽生さんの言うように仕事の流れを旧態依然のままにして新規ITで作りましたといわれても何のためのシステム化だということになる。

例えば、Webの技術を使うのだったら、どうしてそういう技術が登場したのか、それによってどういう変化がおき、どんないいことをもたらしてくれたかをちゃんと理解して利用しないと意味がない。

伝票がなぜ必要だったのか、今の道具と仕事のやりかたのなかで伝票の役目は昔のままなのか、といった問いかけをしていかないといけない。

このブログでも、帳票というのは「電子化された業務と電子化されていない業務をつなぐもの」と書いたが、その定義から言えば、現在のように仕事がどんどん電子化されている状況では、その必要性は減っていっているはずなのに、帳票にこだわる人がいたりする。

画面もそうで、追加・更新・削除はないよなあとぼくも思う。

また、業務改革というように大上段にふりかぶらないでも新しいITやそれを活用する考え方を“正しく”適用していけば、かなりの部分で業務改善くらいはできるはずだ。

よく技術はどうでもよくて思想が大事だみたいな言われ方をするが、そういう一面はあるにしても、前述したようにその技術の登場した背景を考えるとかいった技術からの発想も思っている以上に大事であることを強調したい。

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2008年09月24日 11:25に投稿されたエントリーのページです。

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