Web2.0は「つなぐ」「つながる」が上位キーワードという風に考えたが、まずは何と何をつなぐのかという話である。
対象は、「人」、「情報(データ、コンテンツ)」、「サービス」であると考える。よくヒト・モノ・カネという言われ方をして、これまではそういうものを主たる対象にしてきたように思う。ところがWeb2.0の世界では対象が違うのではないだろうか。
少しそれるかもしれないが、可視化だとか見える化という視点でみても、これまでの見える化の対象はヒト、モノ、カネのうちほとんどがカネにつながるもの、すなわち、ヒトだったら給与、モノだと有体物であり、その価格である。
ところが、これからは無体物の価値のようなものが重要になる。例えば、ヒトであればその人のスキル、性格、特技、ネットワークといったものであり、モノでいえば、その商品の持つブランド力とか顧客満足度とかいったものである。それはある種の情報あるいはサービスといってもいいだろう。
従って、ヒトとヒトのつながりやヒトと情報の交わり、サービス同士の連携による新たなサービスといったことが重要になってくるのである。
カネや有形資産としてのモノを中心とした世界も大事だが、それよりも目に見えない価値の世界の重要性が増してきているのではないでしょうか。そこの領域を可視化して、モデル化してくれるのがWeb2.0であると思う。
特にヒトとヒトの関係において、その関係性のプラットフォームがどんどん変わってきていて、今はそれがWeb(ネット)になってきているというのは厳然たる事実だ。良かれ悪しかれもうそこから逃げられないということも事実なのである。だとすれば、それとうまく折り合っていくことが最善の選択であると思うのである。
