どうもいろいろな論調を聞いていると、今のような景気後退局面をみな嘆き、経済成長に戻すために何をしたらいいのかといった議論になる。
すなわち、経済が停滞することは悪いことで、いつも経済成長していなくてはいけないという大合唱である。
そうなのだろうか。
地球温暖化をなげく人は喜べばいいじゃないですか。経済成長がにぶれば当然温室効果ガスは削減されるので願ったりですよね。
少子化を嘆く人は、喜べばいいじゃないですか。経済規模が小さくなれば、少ない人口でもやっていけますよ。
格差社会を嘆く人は、喜べばいいじゃないですか。貧乏になれば格差は狭まりますよ。
どうも皆はなから経済は成長するものだ、そうでなければ困ったことになると思っている節がある。ぜんぜん困らないですよ。30年40年前の生活をすればいい。
若い人は、それは困るという。車がなくなったら、とかコンビニがなくなったら、シャワートイレがなくなったら、とかとか思うのだろうが、それをなくすことでもない。
そういう普通の生活に入り込んだものは、効率的に使えばいいのであって、簡単にいえば、ぜいたく品は要らないし、まだ使えるものを使えば今の生活とそう変わらないでいられると思う。
だから、テレビで消費を煽るCMはやめてもらい、無駄の上に成り立つ通販や100円ショップもやめてもらえばいい。ファーストフードも家で作って食べればいい。
要するに、必要なものを我慢するということではなく、必要なものしか買わないで、それを大切に長く使うということなのだ。
そして、何よりインターネットがあれば、お金がなくても楽しく遊べるでしょう。そういう走り続けるばかりではなく、ふと立ち止まって、大きく息を吐くことも大事ではないだろうか。
