Jリーグは今年も最終節に優勝が決まった。まあ、鹿島が断然有利であったので順当な結果であったが、昨年は同じような位置にいた浦和が横浜FCにまさかの敗戦でひっくりかえったから、ひょっとしたらと思ったがそうはいかなかった。
200年、2001年の連覇に続く2回目の連覇で、それはたいしたものだといわざるを得ない。その最初の連覇のころの一番のライバルが磐田で、その磐田が入れ替え戦にまわるという。ベルディも降格ということで、栄枯盛衰の悲哀が現出した昨日であった。
鹿島の強さは、なんと言ってもチーム力で穴がないというか、全員が組織的に動けるところではないかと思う。だから、小笠原が抜けても戦力ダウンにならず、むしろ結束力が高まっていいゲームをする。
そうした戦術理解度はおそらく普段の練習で培ったものであると察せられ、そういう厳しい練習があるからこそ試合で発揮できるのだと思う。試合中に監督がああしろこうしろと言ったってできるものではなく、からだで覚えているかどうかが大きい。
しかしだ。磐田やベルディの例を出すまでもなく、どれだけその強さを継続できるかとなると、必ずどこかで落ちるわけで、そこをどこまで食い止めてまた這い上がってこれるかになる。
日本では、ヨーロッパのようにまだ常勝チームはできないだろう。それは選手だけの問題ではなく、スタッフ、フロントも含めて、継続的なかつ革新的なビジョン形成やマネージメントができるかということになる。
鹿島にはその可能性があるのか。地方都市ががんばる構図はうれしいし、そういうモデルになってほしいと思うのである。
