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ハッピーフライト

たまには映画館に行かなくてはと思い、ウォーターボーイとスウィングガールの矢口史靖監督の「ハッピーフライト」を日比谷シャンテで観る。なんとなく不思議な映画だ。不思議だという意味は、前述2作品のようにある目的に向かってみんなでがんばって達成するという意味では同じ系統ではあるが、その目的が緊急対応かよってツッコミたくなる。

何か防災訓練をみせられたようでちょっとがっかりなのだ。ぼくは化学プラントで働いていたから、工場の緊急対応訓練を思い出したのである。特に、毎年行われる9月1日の地震を想定した大がかりな訓練のようだったのである。

ここで訓練といったのは、緊急事態の緊迫感が伝わってこないからである。映画のような事態ってかなりやばいように思うのだが、それが軽いから観終ってから訓練みたいだと思わされる。能天気といってもおかしくないので、だから「ハッピーフライト」なのだと皮肉ってみたくなる。

しかし、だからといってだめだとは言えなくて、飽きさせない展開や様々なエピソードはそれぞれ面白くなるほどなあと思う。

ただ、ここでも待てよそれは個性のある俳優を配して、その人の雰囲気で見せているだけかもしれない。岸田一徳、笹野高志、田山涼成、ベンガル、正名僕蔵・・・、柄本明まで出ていた。(皆オーディションで選ばれたそうだが) それと、ストーリー展開も引っかかるところもなく、ある意味しっかりした脚本なのだ。

ということで、ウォーターボーイとスウィングガールの延長として観るとちょっと違うように思え、やっぱりとらえどころのない不思議な映画であった。
 

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2009年01月14日 11:17に投稿されたエントリーのページです。

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