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ジョークで読む国際政治

ジョークというのは、日本人はホント下手である。もちろんぼくも日本人だからうまくはない。でも外国人はなかなかうまい。日本人はジョークをつい“冗談はよし子さん”(これもジョークですけど、わからない人のために。このセリフは林家三平の口癖だった。え、単なる駄洒落ですか、どうもすいません。)のように不真面目ととる人が多い。

ただ、堅苦しい場が、気の効いたジョークによって和やかな雰囲気になることもある。そんなジョークを集めて国際政治をながめようという本がある。「ジョークで読む国際政治」(名越健郎著 新潮社新書)である。著者は元時事通信社で多くの海外勤務をして各国の政治をみてきたひとである。

この本の評はいちいちジョークを取り上げてどうのと言うわけにはいかないので、各地域ごとにまとめてあるので、その中でぼくが一番と思ったやつを列挙してみよう。

アジア
三人の韓国人が話し合っていた。
「われわれは何かというと、すぐに日本人のせいにしてしまう」
「その通りだ。一体なぜなのだろう」
「わたしにもわからない。なぜ何事も日本人のせいにしてしまうのか」
その三人がやっと結論に達した。
「われわれが日本人のせいにするのも。やはり日本人のせいなのだ」

アメリカ
初代ワシントン大統領は、嘘をつくことができなかった。
ニクソン大統領は、真実を語ることができなかった。
クリントン大統領は、嘘と真実を区別することができなかった。

欧州
世界で一番薄い本は-。
米国の美術史。
中国の人権史。
英国の料理本。
フランスの戦勝記。

ロシア
クレムリンの秘密会話-。
プーチン「わたしは2008年に退陣する。後継者3人公表したい」
パトルシェフ「ポロニウムを二人分用意するまで待ってください」

中東
ブッシュ大統領が中東問題で演説した。
「中東和平を前進させるには、イスラエル人とパレスチナ人がクリスチャンのように行動すべきだ」

おまけ(政治には関係ないが)
ビル・ゲイツ会長が自動車見本市を訪れて言った。
「もし車の開発技術がコンピューター並みのスピードで進んでいたら、時速1万キロの車が誕生しただろう」
これを聞いたフォード社の社長が言った。
「1日3回フリーズする車に誰が乗るものか」

どうです、これだけでも面白いでしょ。そんなジョークがいっぱい詰まっていて大変楽しい本ですからぜひ読んで気の効いたジョークの一つでも言ってみてください。

最後に、すぐれたジョークをつくるコツは、故米原万理に言わせると「意外性と機転、マクロとミクロの反転、詐欺にも似た錯覚」だそうだ。
 

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2009年02月08日 11:15に投稿されたエントリーのページです。

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