来月から、標記のようなテーマで勉強会(BPP研)をやろうと思っています。なぜこうしたことをやろうとしているのかというと、オバマではないですが、変わらない、変わろうともしない業務システムを抜本的に“Change”させたいからです。
ビジネスプロセスパターンというのは、あまり聞きなれないと思いますが、その意味するところは、業務を階層化し、ある粒度に分解していくとそれぞれの階層でパターン化できるのではないかという仮説に基づいています。
これを「業務の構造化」と考えていますが、そうした構造化により、システム構築の方法もシステム構造そのものもひいては仕事のやり方も変えられるかもしれないということです。
それを皆さんの知恵を借りながら仕上げていこうと思っています。そして、パターン化された業務コンポーネントをベースにどう業務プロセスを設計し実装していくかという実践的な議論をしようと考えています。
そこで、このブログでもテーマごとに問題点や論点について書いていくことにします。ただ、その前に大前提を書いておきます。その大前提というのは、議論を進めていく際にいつも頭の中に入れておいてほしい考え方なり、態度です。
1. ITのことは忘れる
特に3文字熟語は忘れてください。BPM、SOA、ERP、CRM、UML、DOAなどなど。なぜかというと、業務のことが中心ですから、まず業務ありきからスタートするのに邪魔になります。その言葉の枠にはめようという意識になるからです。
2. ビジネス視点、ユーザ目線
これまでシステムは、ベンダー視点、開発者目線で多く語られてきています。それを逆の見方に変えてみると言うことです。そうすると違ったものに見えるはずです。
3. 論理的な思考アプローチ
業務システムは工学的なモデルになりにくいと言われています。しかし、それではいつまでたっても職人芸の域から抜け出せないことになる。いかにして、工学的に扱えるようにするのかを追求する姿勢を持ち続けましょう。
4. ビジネスの実相を実装する
システム化というと、従来の発想でいうところのITにのせられるものしか対象にしていません。ITができることだけが業務システムなのでしょうか?逆ですよね。できるかどうかわかりませんが、まずは人間が行う業務をそのままITにのせることを考えることから始めましょう。
5. Simple is Beautiful
「とにかくシンプルに」を心がけます。シンプルなものほど機能的です。機能的なものは美しいのです。これは非常に難しいことですが、つい易きに流れ、複雑なものにしてしまうのはやめにしましょう。
このことは、何をいっているのか別の言い方をすると「自分の頭で考えろ」ということに他なりません。
もちろん勉強し、学習するのは大切なことです。しかし、それをそのまま自分の中で消化しきれず単に本に書いてあることの受け売りになってはいないでしょうか。自分の頭で徹底的に考え抜き、絞り出すようにおのれの考えにまとめる作業がものすごく重要なことだと思うのです。
だから、こういう勉強会はみんながゼロベースで考えてみることが必要で、そうした行為により真のスキルが身につくのではないでしょうか。こうした考える場で皆さんと議論をして、少しでもお役に立てたらオジサン望外の幸せです。
