球春というとプロ野球のことを言うが、最近はサッカーも入れていいように思う。そのうち、ヨーロッパのように秋開幕になってしまうかもしれないが、今のところは春から始まる。
昨日は、WBCの韓国戦とJリーグ開幕が重なった。
まずは、WBCから。先の中国戦でなんとも煮え切らない試合をしたあとだったので心配したが、なんと14対2という大差でしかもコールド勝ちという結果であった。こりゃ韓国は屈辱的ですよね。どう巻き返してくるかが見ものである。
昨日の試合はもう1回の攻防がすべてですね。もっと言えばイチローのヒットがすべてかもしれない。あれだけ苦しんだイチローのバットから快音が響いたことで、わーっと他の選手の気持ちが乗ってきたのだ。それが2、3番が続く連打だったし、内川の2点適時打であったのだ。
ところで韓国もその裏にそれをひっくり返すチャンスはあったのだ。松坂も韓国の先発投手と同じように立ち上がりのスライダーのコントロールに苦労したために、まさか打ってこないと思って簡単にストライクをとりにいった0-3からの球をホームランされた。相手の積極さに戸惑ったのである。
こういう積極さは、初回の日本の攻撃でもあった。イチローが出塁して、強豪韓国相手だからふつうなら送りバントなのだろうが、打っていったし、その中島のヒットで無死二塁ならなおのこと送りバントと思ったらヒッティングでしかも初球打ちでびっくりした。こうした積極策がいい方にでたのである。
だから、そこは双方積極策が実ったのだが、差は守備である。韓国は内川の三塁線のゴロをグラブにあてることもできず、しかも一塁ランナーまで生還させてしまった。それに反して、日本は無死一塁からのライト前ヒットを許すも二塁を欲張った打者を刺した。この差である。
そうだ、日本も昨日のような試合ぶりだと2連覇もありえるかもしれないと期待が高まる。
さて、Jリーグである。今年も混戦を予感させるシーズンだ。だいいちJ2から上がった山形、広島の両チームが勝利、しかも、6点、4点と大量点を奪う健闘である。
優勝候補同士の対戦となった浦和対鹿島は2-0で鹿島の順当?勝ち。まあ、鹿島の方がいいサッカーをしていたということなのだが、浦和のサッカーがまだ“こなれて”いない。
パスをまわすサッカーに変わっているらしいのだが、それが全員の意識がそれに対してしっくりできていない。ただパスをまわすだけではサッカーにはならない。なぜパスをまわすかをよく考えていない。まだまだこれからだ。
それに較べて鹿島のサッカーは、“弾性力”のある組織プレーを展開していた。どういうことかというと、キーパーも含めてバックスそして前線の伸び縮みがうまくできるということである。そのために縦のスペースができそこを突くことでチャンスを作れるのだ。この縦から最後は横のゆさぶりでゴールを奪う。これができているかぎり鹿島は強い。
浦和にできていないのがここのところであるが、ただ希望は17歳ルーキー原口元気である。この子はすごい。17歳とは思えない落ち着きとスピード・テクニックには驚かされる。注目である。
さあ、大いに今年も楽しみましょう。
