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プロセス志向のデータベース設計

このあいだ、「SOA時代のデータ管理」というエントリーを書いたが、そこではデータベース設計をどうやるかには言及していない。それで、最近そのことについてずっと考えているが、なかなか答えが見つからない。

データベース設計というと、DOAが浮かんできます。データ総研の椿さんはいつも、DOAの条件として、「データ先行・リソース先行・概念先行」ということをおっしゃっています。データをプロセス/処理に先行して考え、イベントデー タ(受注・出荷・請求など)より先にリソースデータ(社員・顧客・商品など)を固め、物理データベースより概念データベースを先行するという意味です。

では、POA(という言葉があるとすれば)だとどうなるのでしょうか。「プロセス先行・マクロプロセス先行・概念先行」といったところでしょうか。しかしデータベースはどうするのだの答えにはなっていません。

DOAだと一般的に言われるのは、画面と帳票からデータを抽出するということですが、プロセス志向だとどうなるのでしょうか。

まずプロセス志向の開発のやり方を自分流に考えてみると、最初に画面と帳票は考えずに、というかITを意識することなくプロセスを書き出します。そのあと、そのプロセスで確定していくデータや参照するデータを捕捉していきます。そのあと、そうしたデータを確定していく場としての画面を考えていくわけです。

そして、帳票は原則登場してきません。もちろん、法定帳票やデータ分析の帳票などはありますが、その他は考えないようにします。なぜなら、帳票の使われ方のひとつは、電子化されている業務と電子化されていない業務の橋渡しですから、全部の業務を電子化してしまえば、必要なくなのです。

ですから、データの捕捉のアプローチが従来と違ったものになるわけですから、データベースの設計の方法も違ってくるのではないかと思っています。

しかし、いまその答えがあるわけではなく、一生懸命考えている最中である。そこで、救いの神が、羽生章洋さんが書いた「楽々ERDレッスン」(翔永社CodeZineBooks)である。

この本に書いてあるデータベース設計のことが非常に参考になる。(羽生さん、おとといも山本陽平君とふたりでこの本はすばらしいと称え合いました)いまこの本を何度も読み返しながら頭をひねっているのである。
 

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2009年04月09日 10:53に投稿されたエントリーのページです。

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