先日のBPP研で、マクロとミクロのワークフローという概念を提示した。要するに、業務プロセスを分解していったとき、BPMS記述するようなレベルでは、2段構えでプロセスをわけた方がよいことを説明した。このマクロワークフローとミクロワークフローにし、それぞれでつなげる機能の粒度を合わせることで、分かりやすくするメリットがある。
マクロ経済とミクロ経済ということもあるように、いろんな領域でマクロの眼とミクロの眼をもってながめることがなされる。
同じように、物理学では量子力学の視点をミクロ、古典力学の視点をマクロと呼ぶ。他にも木を見て森を見ずとか言われるように微視的と巨視的視点の両方が大事なのである。
先に言ったのは業務プロセスのことですが、システム全体にもこのことは言える。SOAの時代では特にこの視点をもっていないと個別サービスだけを見ているとサービス同士の有効なつながりができなくなる。
このように、鳥の眼で俯瞰し、虫の眼で凝視することを片方ではなく相互に繰り返すことが必要なのである。
この思考方法は、分かりやすくは囲碁を考えてみるといい。ずっと昔にもこのブログでも書いたが、囲碁は布石があってこそ、4隅の生死が重要なのに、いきなり4隅の生死にいってしまう人がいる。結局、局面では勝利しても全体では負けたとなる。これは戒めなくてはいけない。
最初のところから若干ずれてしまったが、マクロとミクロの2段でものごとを見ていくということがいかに大事であると言いたかったのである。個別事項にのめりこんでいるときにふとそこから離れて大きな眼で眺めて見るということである。
それは、日常の仕事でも言えることで、細かい部分で仔細にチェックし、その集まりは少し視点を上げて整合的であるかをチェックすることが求められているのである。だから、この2段思考アプローチを業務プロセスへ敷衍してみたのである。
