昨年から約1年間、ITRの「企業IT力向上研究会」に参加していて、先週その成果発表会がありました。この研究会の目的は、「企業が実行可能なプラクティスの調査・研究と成果の共有・実践によって競争力向上に貢献すること」とうたっていて、7つの分科会で議論してきました。
この7つというのは、「IT戦略立案方法論」、「ITマネジメント力向上」、「ユーザ/ベンダー関係強化」、「IT人材力向上」、「企業ITアーキテクチャ策定手法」、「情報セキュリティ対応力向上」、「Web2.0技術企業活用」というものです。
ぼくは、最後の「Web2.0技術企業活用」に参加しました。ここでは文字通りWeb2.0技術(去年まではこの言葉も通用していましたが、最近ではすっかり影を潜めているが)を企業のなかにどう適用していくのかということについてずっと議論したわけです。
最初は10人くらいいたメンバーも徐々に減ってきて最後は4人になってしまいました。それでもかなり突っ込んだ議論ができ楽しい1年でした。こうした研究会だと最初の具体的なテーマや成果物の設定がなかなか難しく時間がかかってしまいます。本部会でも当初はどうしても社内SNSとかブログといった切り口、あるいはAjaxなどの技術からの切り込みといったことが遡上に上がったのですが、成功例や定着度みたいな壁があって、最後はやはり業務システムとの関係での提案となりました。
他の部会ではかなり立派な成果を発表していたところもあり、参考になりました。ただどこも押しなべてメンバーの減少については異口同音に何とかしたいという意見でした。会社の業務として参加していないと、そうしても現状の仕事優先にならざるを得ないというふうになって自然と足が遠のいてしまうようです。
これで第1期が終わったので、次に第2期に入っていきます。基本的には今の分科会を継続していきますが、一部名称を変えたり、テーマの絞込みがあるようです。近々に新規加入を募りますので、興味のある方は是非参加してみてください。参考にITRの内山さんのITmediaエグゼクティブの記事を載せておきます。
