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オペレーション志向

ビジネス視点での業務システム構築を考えていくと、プロセス志向でもなく、どうもオペレーション志向というほうがマッチするような気がしてきた。ちょっと前までプロセス志向だと言っていたのに宗旨替えですかと言われそうだが、どうもプロセスだけでは語れないのである。

だからといって、プロセス志向を否定しているわけではなく、それだけではないということが言いたいのである。いつも言っているように、業務システムというのは、ビジネス要件を円滑にかつ効率的に処理することが大事であり、システム開発して終わりではないのです。

そう考えたとき、どんな構造のシステムがいいのか、どういった機能群で構成されているべきなのかということを自問自答してみる。

そもそも仕事のやり方はどうなんだろう、組織の活動ってどうなっているんだっけという分析から考えることになる。そこは、「サイモンの意思決定論」が非常に役に立つ。

ご存知のように「サイモンの意思決定プロセス」というのは、情報活動(Intelligence Activity)、設計活動(Design activity)、選択活動(Choice Activity)、検討活動(Review Activity)からなっていて、これを個人のレベルそして組織のレベルで実行し、それを連鎖させていくことが業務であり、それを管理するのがマネジメントなのである。

ですから、システムに求められる要件としては、「サイモンの意思決定プロセス」を動かすための情報収集のためのエンジン、プロセスフローを制御するステートエンジン、アクションを誘導してくれるルールエンジンがあって、それを一元的に操作できるコンソールが必要になるわけです。

もちろんこれらのエンジンに投入するデータが要りますから、そのためのデータベース、各種リポジトリーを用意しておくのは言うまでもありません。

これらが、プラットフォームとなります。この仕組みをBOF(Business Operation Framework)と呼ぶことにして、「プロセス」、「機能」、「データ」をコーディネートします。

この考え方は、単にBPMSだとかERPだとかいったこととはずいぶん違うように思います。これからは上述したように“サイモン場”をいかに質の高いものにしていくかがトータル業務効率の向上につながっていくのではないでしょうか。


 

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2009年07月06日 12:07に投稿されたエントリーのページです。

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