夜の浅草
一昨日は、2か月ぶりのオヤコ例会で下の息子と吞み会。場所は浅草の「飯田屋」でどぜう料理である。息子はどじょうがどんなものであるかは知っていると思うが、初めて食べるという。
ぼくらの世代だと田んぼでどじょうと取ってきて、一晩泥を吐かせて柳川にして食べたなんていう経験はあると思うが、近頃は都会では田んぼも少なくなってきて、どじょうも見かける機会がないのだろう。
このあいだぼくの弟と一緒に呑んだ時、このどじょう取りの話が出て、夜中にカンテラを下げて、どじょうが寝ているところを竿の先につけた細い針のくしで刺して捕まえたというのを鮮明に覚えていて、二人で盛り上がったのです。
さて、そのどぜうの方は、息子が初めてということだったので”まる”はきついかと思い、骨抜きのどじょう鍋と柳川、それとから揚げ、おさけのつまみに鮪ぬたを頼む。ビールと日本酒でほろ酔いながら江戸情緒を楽しむ。
そのあとは、雷門の方に行き、そこから仲見世通りをとおり浅草寺へ。もう夜の9時を過ぎていたので人はほとんどいない。いつも、参拝客でにぎわった時しか行ったことがなかったので、こんな静かな浅草寺は違った所にきてしまった感じである。もちろん、こんな浅草寺もいいものだ。
そのあとは、恒例の銀座「M」でハイボール。ここでの面白話をひとつ。女性バーテンダーのKちゃんが、うちの息子に男と女を見分けて便座カバーをあげたりあげなかったりできるのってあるんだってと聞く。息子は某便器メーカーに勤めているのでそういう質問をした。
そんなものがあるわけないじゃんということに収まったのだが、そのあと次回の例会をどうしようかということになり、そうだニューハーフのショーを見ながら呑むというのがいいということになった。で、そのときすかさず、ニューハーフが便器の前にたったら、便座は半分あがって止まるのかなあ。みんなで大笑いである。
あと、帰ろうと思ったら「公安捜査」シリーズの著者の浜田文人さんが登場。もう席を立ったところだったので、ひとこと声をかけただけで帰る。息子はまたもやママから翌日の朝ごはんをもらっていた。
ということで、息子はどぜうと夜の浅草寺と便座と浜田さんと朝飯でたいそう感激した夜であったようだ。

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