ジェームス・ボンドは昔から好きでよく見ていた。ダニエル・クレイグの前作「カジノ・ロワイヤル」がよかったので、「007/慰めの報酬」も期待して観た。
監督がチョコレートのマーク・フォスターで前作と替っている。結果は、期待通りとはいかない普通のできになっていた。
アクションは陸海空の乗り物を使って派手にやっているのだが、ただそれだけで終わってしまった。緊迫したかけひきとか、謎解きとか、心理戦とかそんなものはどうでもよくて、ひたすら暴れまわるし、人を殺すのだ。こんなやたらに人を殺すジェームス・ボンドはやめてくれと叫びたくなった。だから後味が悪い。
このシリーズも第1作の「ドクター・ノウ」が1962年だから、それから50年近くたつわけで、時代もずいぶんと変わってしまい、当時はまだ東西冷戦の盛りだから、イギリス秘密情報部といっても存在感があったが、今は何してるの?という感じになってしまう。
だから物語も、ボリビアの地で資源の利権争いのような設定で迫力がない。しかし、この設定は皮肉になっている。環境保護を隠れ蓑に暗躍するブローカーが出てくる。いまや、環境が金になるのかもしれない。ここは現代的なのだ。
ボンドガールにしても存在感が薄い。昔はもっとワクワクして観ていたように思うが、何もかもが小粒になったように感じる。あっと驚くようなことがない。アストンマーチンから何が飛び出すかと胸躍らせたのに、いまや暴走族まがいの運転だけだ。
ちょっと辛口になったが、ダニエル・クレイグのボンド役もショーン・コネリーから数えて6代目だが、何かもう少しひねらないとどんどんじり貧になってしまうように思えてくる。
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ヘビーメタル・ボンド。
しっかし・・・スケール小っちゃいです。。。
彼はジェームス・ボンドですか?いいえ、彼は衣笠です。
ずばりおもしろい !
前作を超えられず

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