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イングロリアス・バスターズ

クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」は高い期待を持って観た。何しろ、ソフトバンクのコマーシャルにも登場する“タラちゃん”だから、どんな面白いものを見せてくれるのかとわくわくする。

しかもブラッド・ピットが主演とくればさらに期待してしまう。物語は、ナチス占領下のフランスでナチス側と連合軍側の両者のおかしな連中の戦いを描いている。イングロリアスバスターズというのは、ナチス兵を掃討する部隊で頭の皮をはぐは、バットで殴り殺すはの残虐性たっぷりの集団である。

最初は、マカロニウエスタンを思わせる導入で、いきなりナチのユダヤハンターの将校が暴れる。そこで逃がした娘が後に絡んでくる。だから、このユダヤ狩りとの対比でナチス狩りを置くのである。

その農家にかくまわれたユダヤ人が射殺されてからは、意外とまじめに淡々と進んでいく。ところが終盤にくると、ダイナミックにそして奇抜な展開に驚いてしまう。まあ、この辺りはタランティーノの面目躍如といった感じである。

この映画に登場する俳優さんたちがいい。ブラピはほんと若いころのロバート・レッドフォードにそっくりだ。しかし、あまりいい役どころではないのじゃないかと思ってしまう。というのも、ナチス側のそのユダヤハンターと呼ばれたランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツの演技が抜群だったのでそれに食われてしまった。

確かに、この映画は一体誰が主役なのだろうかと思ってしまう。どうもこのランダ大佐ではないだろうか。そのほかの役者さんたちもそれぞれ個性的でたのしませてくれた。タラちゃんは期待を裏切らなかった。

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2009年12月17日 10:10に投稿されたエントリーのページです。

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