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1Q84

今年の5月に発売になって、爆発的に売れてもちろん今年のベストセラーだそうだ。村上春樹の「1Q84」である。そんな本を何をいまさらと言われるかもしれない。

でも、僕は元来あまのじゃくのところがあって、みんながいいというと敬遠したり、はやりものにはすぐとびつくのはやめようという意識がはたらく。そんなわけで、下の息子が読んだ後に貸してもらってあったのを最近読んだ。

ただ、どうしてこれだけの人気になるのかがよくわからない。ぼくは好きだからおもしろいと思うが、いわゆる大衆文学でもないし、司馬遼太郎でもないのに不思議だ。だから、本を買ったひとがみなこの長編を最後まで読了したのだろうか。

さて、本のことだが、タイトルからしてよくわからない。Qとは何を意味するのだろうか。物語はカルト教団に絡む話で、青豆と天吾が主人公となる二つのストーリーが並行的に進んでいくというパラレルワールドの世界だ。

書評は各所でいろいろな人が言っていたり、書いているので同じようなことを書いてもしょうがないので、村上本の何が楽しいのか、どこが気に入っているのかを書く。

べつに難しい言葉やひねった表現をするわけでもなく、相変わらずのリズム感のある文体で、特有の比喩的表現が満載でまさに村上春樹ワールドである。このリズム感と比喩は、読みやすさと情景へのイメージを膨らませてくれる原動力だ。村上春樹なので、ジャズのスウィングとでも言ったらいいのかもしれない。

こうした“ノリ”で紡がれる物語は村上春樹の独壇場かもしれない。読者は、非現実的な世界を作り出す物語力にはまっていく。こうした”感覚”を共有できておもしろさを得ることができるのだろう。僕はすごくおもしろく読んだ。

ところで、村上春樹は「おっぱいフェチ」ではないかと思う。何かとおっぱいに関する表現が出てくる。もう気になってしまった。青豆は、左乳房の方が右乳房より大きくてかたちがいびつであるなんて書くか。

どうもこれで終わりではなく、来年に第三部が出てくるらしい。乞うご期待。
 

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    • 3 一キリスト者による村上春樹『1Q84』の評論。その結論は意外にも「高度な護教小説」というものである
    • 4 ストーリーは別にして・・・
    • 1 時間かかったー
    • 4 「コミット」できないディテール
    • 4 彼岸と此岸
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    • 3 娯楽小説家として読めば悪くない
    • 4 Part 3、どうなるか??
    • 4 まだ終わらないよ
    • 4 一気に読めました
    • 4 彼岸と此岸の描き方が産んだ長所と短所
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2009年12月08日 10:22に投稿されたエントリーのページです。

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