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Enterprise Ontology

こんなにしびれたセミナーはいつ以来だろうか。昨日、サプライチェーンカウンシル(SCC)のメンバーズミーティングがあった。今回は、「BPM-DAY:BPM実践の課題を探る」と題して開かれ、SCCの他に日本BPM協会、「IT価値と組織」研究会、ビジネスプロセス革新協議会などが連携したイベントでした。

午前の講演はいつも議論していることでもあり、講師も普段会っている人たちなので、午後から参加する。午後は、「IT価値と組織」研究会が主催する「「ひとのつながり」にも目配りするビジネスモデリング」でメインスピーカーは、オランダのデルフト工科大学名誉教授のJan Dietz氏である。彼が確立したDEMO(Design&Engineering Methodology for Organization)について2時間にわたって紹介された。

この方法論は、Ontologyという概念に基づいて開発されたもので、オントロジーというのは、企業活動を捉えるとき、従来のような仕事のつながりを重視することから人間的な側面を見ていこうというもので、観測可能な表層の下に隠れた深層構造がり、もっとそこに焦点をあてる考え方である。

そうした理論と実践について説明してもらったのである。これがまたしびれた。こんなに目をかっとなって聞いた講演はほんと久しぶりだ。セミナーなどでのしびれ方は2通りあって、ひとつは“目からうろこ”でもうひとつが“共感の嵐”である。この講演は後者のケースでぼくがこれまで言ってきたことやってきたこととほぼ軌を同じくした方法論だったのだ。

第一部の理論編は最初が哲学的な話なのでついていくのに苦労したが、実践論に入るとわかるわかる、いちいちうなずいてしまった。これまで、このブログのIT関連の記事を読んでくれている方は認めてくれると思うが、以前から主唱していることを裏付けてくれているように感じているのである。その概念を表している図(ぼくが勝手にコンパクトにまとめた)を次に示す。
ontology.bmp
これをみるとおわかりだと思いますが、Infological(計算や加工といった意味を付与を行う処理)やDatalogical(データ転記のような単純処理)のような活動ではなく、その上流(というかビジネス寄り)にあるOntologicalのレベルでもモデリングが大事であり、そこをきちんとやろうよということを言っています。ぼくが言っているマクロプロセス(フロー)のところです。

長くなるので、ここで一旦切ります。つづきはまたアップします。

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2010年01月27日 14:51に投稿されたエントリーのページです。

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