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街場の小経済学その10

先日、茨城空港に中国の春秋航空という会社の便が就航した。何と上海―茨城を片道4000円という席もあるという。徹底的にコスト削減をおこない、そうした低価格が実現したという。こうなると、ちょっと日本まで遊びに行ってくるわという感じになる。

そのかわり、機内のいろいろなサービスは有料だそうだ。食事はなしで、水を飲むのにもお金がかかる。しかし、それでもいいというお客の方が多いはずで、むしろこれまでのように必要ないサービスまでついてくるという方がおかしのだ。

機内食だって、狭い座席で窮屈な思いをして食べてもそんなにうまくない。酒やドリンクだって、タダだからって飲みすぎて倒れるやつもでるっておかしいでしょ。だいいち、飲むやつと飲まないやつがいたら不公平です。サービスが均等にできないのに全部を航空運賃に均等に入れて、個別サービスを無料にすることが変なのである。

アメリカの国内の飛行機もバスみたいなもので、スチワーデスもいわばバスガイドなわけで、過剰なサービスがない機能性重視の交通手段なのである。昔は飛行機に乗るのがステータスシンボルであったが、今や単なる移動手段となっていると思う。従って、これから、先の春秋航空のような低価格路線が増えてくるのは間違いない。

春秋航空の乗務員のコストが日本の航空会社の10分の1だそうだ。操縦士のコストも3分の1らしい。これじゃあ、JALが今からどうがんばっても追いつかない。やっぱり生き残れないかもしれない。

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2010年08月03日 10:49に投稿されたエントリーのページです。

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