一年と少しほど前に「デジタルネイティブが世界を変える」(ドン・タブスコット著)という本が注目された。その本のことではなく、そこに出てくるデジタルネイティブという人種とはとか、その行動規範のことである。まずはそのデジタルネイティブ世代が世間からどんな非難を浴びせられているのかから。
いつの時代も若者に対しては理解するより非難する方に向くが、おおかたの大人が抱く感情であろう。しかし、この本の著者は、それは偏見であるとして、ネット世代には以下の8つの行動規範があると説く。
ここに示される行動規範は、決して非難されるようなものではなく、むしろ称賛すべきことかもしれないが、そうした新しさをなかなか認めようとしないのも前世代の人間の行動規範でもある。
しかしながら、こうした行動規範をもった若者がどんどん生まれてきているのも事実なので、否定するより共存する方が賢いのだ。デジタルネイティブと暮らし、デジタルネイティブと働き、デジタルネイティブと遊ぶのである。というのも、彼らの特質である自由、カスタマイズ、情報操作、オープン性、コラボレーション、スピード、イノベーションといった指向性はこれからの世の中で必要な要素なのである。
大人たちは彼らがそれを生かせるような環境を整え、応援するくらいの気持ちをもつことではないだろうか。少なくとも邪魔をしないことだろう。ぼくは、今の立場からいうと、こうした若者の行動規範を受け入れられるような業務システムはどんなものだろうかということに思いを馳せる。それができたらぼくの中で若者と共存できたと言えるのである。
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世代間の知識の伝達
デジタルネイティブと共存
大人が共感できない世代の世界がすぐそこまで来ている
この本は,教育に関してもとても学ぶところが多いです
「ネット世代」の今後の活躍が楽しみである。

