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間違いだらけの業務システム開発(企画・設計編その2)

目的を明確化することが重要だ

どんなことでも目的を明確化するということは大事なことです。だが、あえてここでそれは間違いであると言っているのは、システム開発における、もうすこし具体的なそこで作るシステムの目的の明確化について言っています。

陥りやすい過ちは、作ろうとしているシステムがどんなシステム機能をもって、どんなシステム構造にするかということをシステム開発の目的としてしまうことです。少々分かりずらいかもしれませんが、別な言い方をすると手段を目的化してしまうことです。何をつくるかのというWhatを目的にしていまい、Whyを忘れてしまうのです。

目的を明確化しましょうというと、ついこうした間違いを犯すことになりかねません。ですから、こうした場合は、目的合致性とか合目的性をチェックしましょうと言った方がいいと思います。つまり、このシステム開発は本来の目的に合致しているのかということを問うのです。

こうすることによって手段の目的化の過ちがなくなり、正しく目的を達成するための手段はどうしたらいいのかという思考回路になるというわけである。そうなるとお分かりのように、決してIT化するとか、ソフトを導入するとかが全面的な解決策ではないのです。

その会社や組織の能力や成熟度でやり方やシステム形態が変わってもいいのであって、身の丈にあったシステム化が重要であるということは何度も書いてきました。目的のすり替えがあると立派な仕組みを作ったはいいが使いこなせない“猫に小判”システムができあがるわけです。

ここであえて説明するほどではないかもしれませんが、システム開発の目的は、ビジネスあるいは事業に貢献できるかの一点です。どうもこの目的の設定の間違いが無意識のうちにあるような気がします。気をつけたいものです。

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2010年08月19日 07:09に投稿されたエントリーのページです。

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