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男の伝言板 - 男子厨房に入る

男子たるもの厨房に入るべからずというのはまだぼくらの頭の中に残っている。最近では弁当男子なんて言葉があるように男でも料理をする。共働きの夫婦でお父さんが子供の幼稚園の弁当を作るなんてこととは当たりまえかもしれない。

かくいうわが家の次男坊はいま駒沢公園の近くで一人ぐらしをしているが、どうも自分で料理をしているし、弁当も作っているらしい。行きつけの銀座の「M」のママからうどんやスパゲッティ、あるいはおかずをもらって喜んでいる。さて、ぼくの方はといえば、ヨメサンは他人が自分の台所を使うのを嫌がるせいもあって、家で料理なんぞやったことがない。

ところが、もう20年近く前になるが4年間の単身赴任をした時はちょっとやったことがある。社宅を借りてくれたのだが、いちおう食事は隣接の独身寮で食べられるようになっている。最初は、そこで食べていたのだが、問題は予約をしておかないといけないことで、きちんと帰ってくればいいのだが、だんだん会社を出ると飲み屋に直行なんてことが増えてくるとキャンセルばかりとなる。

そうなると、一回の食事代が倍もすることになりばからしくなって寮で食べるのをやめてしまった。社宅は普通に家族が住むところだからもちろん炊事ができるようになっている。飲み屋に行かない時は(めったにないが)、とりあえず刺身だとか、コロッケだとか、冬は鍋セットだとかすぐに食べられるものを買ってきて済ませていた。しかし、帰郷しない土日なんかは時間がたっぷりあるから料理でもしようかとなる。

そして、持ったこともない包丁や下げたことがない鍋を手にする。その時の得意は“煮物上手“で作るいか大根だった。でも作り過ぎて飽きる。あるとき何を思ったか、ボルシチを作ろうと思い立つ。タマネギ、ニンジン、キャベツ、牛肉、ソーセージなどを買い込みぐつぐつやったのはいいが、ちょっと油断していたら焦げ臭いにおいがするではないか。ものの見事に真っ黒焦げで、それ以来刺身とコロッケに戻ったのであります。

ところが、最近料理をし始めたのである。以前からぼくの母親の家の応接間を事務所代わりに使っていたが、その母親が昨年秋に老人ホームに入ったのでぼくひとりになってしまった。ぼくの食事は朝と夜はヨメさんが用意してくれるのだが、さすがに三食みなというのも可愛そうなので、昼は外食(社長と一緒にというケースも多い)というのがパターンであった。

ところが、台所が自由に使えるのだ。なら自分で作ろうかなと思っていた矢先に、知り合いの工務店の社長から郷里の鹿児島の米だといって5キロの新米をもらったのだ。よし、これからは自炊だと決心してみた。というわけで、ここのところ家にいるときはほとんど自分で作っている。昨日は、アジを買ってきて、塩焼きとなめろうを作り、これまた作り置きの豚汁と野菜いためを食べた。うまかったー。

ここで役に立つのが「COOKPAD」http://cookpad.com/ です。めちゃくちゃレシピが載っているので、好きなように、あるいは手元の材料に合わせて選んでいける。昔だと、料理本を買ってくるか、テレビの料理番組をメモするくらいだったのにずいぶんと便利になったものである。ぼくは、洗いものをするのが苦にならないから(子どもが小さい時やらされたので)、だんだん、凝りだしそうな気配だ。
 

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2012年01月27日 10:19に投稿されたエントリーのページです。

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